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南海トラフ地震が30年来に80%の確率で発生するであろう・・
と、国が確率を10%引き上げました。
この報道を知り、被害予想を調べてみました。
東日本大震災で被災後、現場で想像を絶する状況を体験して来た
いち被災者として衝撃的な「背筋が凍るほど」の数字ばかりでした。
衝撃!南海トラフ地震が「国難といわれる所以」が理解できました。
シリーズ化してお届けします。
南海トラフ地震 こんなことが起きる その【3】
・エレベーター閉じ込め23,000人
・孤立する集落2,300集落
被災や停電で最大4万1900台のエレベーターが停止、
閉じ込められた多数の人の救出に半日以上かかる。
要援護者や夏場の熱中症による被害、古い耐震基準のエレベーターの落下も想定。
復旧には長い時間がかかる。
1900の農業集落、400の漁業集落が孤立。道路の断絶などで救助・救援活動が遅れ、
物資不足が起こる。通信も途絶え、情報伝達も困難に。
※出典先:朝日新聞デジタル
まず、エレベーター閉じ込め問題から・・
東日本大震災の時は、エレベーター閉じ込めが約200件あったと報告されています。
エレベーターは全国で70万台あると言われ、
地震時管制運転装置が備わっていないエレベーターが3割あるそうです。
地震時管制運転装置が備わっていないと、地震時は緊急ストップせず、
逆に動き続けてしまうことがあり、むしろそちらの方が危険らしいです。(専門家談)
よく言われますが、揺れを感じたら階のボタンを全部押すことで、
どこかの階で停止してくれる可能性が高くなります。
いづれにしても運悪くエレベーターに閉じ込められたら、
インターホンで救助を要請するのが最善策と言われています。
停電時でもインターホンはつながるらしいので・・。
また、今年6月の大阪地震ではエレベーター閉じ込めが339件あったみたいです。
国土交通省の集計によると東日本大震災の約1.6倍です。
大阪局地の地震ですらこの数ですから、「三連動」と言われる
南海トラフ地震が発生したらどれだけの件数になるか?想像を超えていますね!
もし真夏の場合、熱中症が危険ですね。
仕事がらエレベーターに乗る機会が多い方は携帯できる対策グッズが
必携かもしれません。
それと、孤立する集落2,300集落というデータですが、
このデータではあくまでも集落数であって、
そこに暮らしている人数(住民数)まではわかりません。
この数字を見る限り、、相当数の方が孤立を余儀なくされると思われます。
おそらくその中に、乳児や幼児、高齢者など災害弱者も含まれると思いますので、
事態は深刻で一刻を争います。
ライフラインや情報伝達が途絶えていれば、さらに過酷な状況となります。
東日本大震災でも道路が寸断された半島部では、陸の孤島となり、
県外から船で駆け付けた見知らぬ方から物資が届いた!という話がたくさんあります。
(心温かい善意に感謝です)
私も小学校の避難所で約一ヶ月ほど暮らしましたが、
2~3日後、やはり県外からトラックで駆け付けた見知らぬ方からの
物資提供、地元スーパーからの物資提供がありました。
でもそこは、孤立していない場所でした。
ですので、自身の経験から考えてもライフラインや情報が途絶え孤立した
集落の不安感・恐怖感、絶望感は計り知れません。
2004年の新潟中越地震にて、山古志村の全村避難がありましたが、
局地的な地震でしたのでそれが可能でしたが、
東日本大震災の例を見ても広域な震災は迅速な救助が無理なのです。
情報が交錯しますので(中にはデマがある可能性もあり)
裏付け無しで安易に貴重な人員を割くことができないのです。
よって、3日後にやっと救助が来たという話も普通にあります。
もし、自分の住んでいる地区が孤立する可能性があるならば、
集落をあげて事前対策・準備、訓練が必須となります。
これ以外にも南海トラフ地震に活かせる東日本大震災の教訓がたくさんあります。
今後も伝えてきますのでぜひ、このブログをチェックしていてください。

