石巻語り部ガイド

子供たちに被災地の現状を見せたい・・
今の生活がどれだけ恵まれているか、子供たちに知って欲しい・・

そんな熱い気持ちを持つ、親御さんからの被災地ガイド依頼があります。

中には、夏休みの自由研究の課題を書くために、被災地を訪れる家族・・
ガイドの話に耳を傾け、一生懸命メモを取る子供達。

こういったシーンは、これから夏休みに向けて増えていきます。
被災地は今、子供達の学習の場でもあります。

今年も家族の依頼が増えてきました。
中には、海外在住の家族が帰国のタイミングで、被災地にくるケースも・・

ぜひ、家族で学んで欲しい、被災地に来て頂いて・・
■石巻語り部ガイド
http://picturebook-owner.com/kataribe.html

kataribe

 

これまで、参加者の感想が200以上届いております。
一部をご紹介します。
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中井様

このたびは大変貴重な体験をさせていただきまして、
有り難うございました。

ツアー終了後、仙台の作並温泉に向かいました。
車中、被災された方々の苦しい思いを、
それぞれ感じたままに語りながら・・

甚大な人的被害、物的被害の実態。

中井様が震災前と震災後の様々な写真を見せて下さって
初めて分かる、密集した住宅地が、海まで続く、
ただの更地になっている景色。

道路のアンダーパスの壁に残る、津波の痕跡。
いまだに火災の爪痕を残す、黒く焦げた木。

地盤沈下によって、道路よりも高い位置になってしまった運河。
(大雨が来ると避難勧告が出る現状。)

震災復興のため、芸能人が被災地でライブを行う。
それも、撮影のために莫大な金額を掛けて、
大掛かりな器材を持ち込み、大勢のスタッフを使って。

私はこのような事は、視聴率を取るための
「絵的」には必要かも知れませんが、
果たしてこれが被災者の方々の励ましになるのか疑問でした。

なので、「コールマンのランタン」をぶら下げて、
少人数で撮ればいいのにと、申し上げた次第です。

メディアが報じる、被災者が復興のために
奮闘していらっしゃる姿は、時に美化された物へと
変わって行きます。

私は、美化などするべきではないと思います。

それによって、私達の記憶からも薄れていくと思うからです。
中井様の「生の声」からは、どうしようも出来ない現実、
生活の不安、復興の明らかな遅れ、
さらにこれから重くのしかかる様々な事など。

でも、私達に話せない事もたくさん有るのだろうなという事も、
深く深く感じ取りました。

私が一番心に残ったのは、中井様が「震災後に、人格までも
変わってしまう方が多くいらっしゃる。」というものです。
これは正直、頭を殴られた様な気が致しました。

東京で平穏無事な生活を送る中で、
報道を通じて被災地の事が少しは分かっているつもりでしたが、
今回、中井様にお話を伺ったあと、事の重大さに改めて気付き、
ガイド後半は、運転しながらも、思わず無口になってしまった事をお許し下さい。

中井様は、東日本大震災の記憶が薄れてしまうと
おっしゃっておられましたが、大丈夫です。
少なくとも我々家族は、一生忘れる事はありません。

強い思いで、被災された方々が、
1日も早く「元の生活に戻れる様に」念じております。

またお便りさせていただきます。

取り急ぎ、心から御礼申し上げます。
有り難うございました。

東京都医師

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中井様

昨日は,石巻を案内してくださりありがとうございました。

報道から得ただけでは計り知れないことを,
中井さんからたくさん教えていただきました。

復興はもっと進んでいるのだと思っておりましたが,
まだまだたいへんな思いをされながら生活しておられることを知り,
自分にできることは何だろう,子どもたちに伝えて
いかなければならないことは何だろうと考えました。
私は海のすぐ近くに住んでいます。

そして,子どもの頃から「東海沖地震はいつきてもおかしくない」と
言われ続け,訓練をしてきました。

今回実際に16mの高台から海を眺めてみることで,
ここまで津波にのみこまれたのかと思うと恐怖心がこみ上げてきました。
私たちの訓練はまだ足りない,もっと実際を想定した訓練をしないと
だめだと思いました。
いろいろなことを考えた1日でした。

中井さんのお話が心にぐっと残っています。
たくさんのことを教えていただき本当にありがとうございました。
周りの人に,そして子どもたちに,しっかり伝えていきます。

静岡県教諭

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中井政義様

私自身初めて被災地を訪ねました。
報道とは,違う現実に驚きました。
そして、震災関連死という言葉も聞きました。
今でも闘っておられる方々がいることを知りました。

私は教員ですので、この学びを授業を通して子供たちや同僚に
伝えていきたいと思います。

ありがとうございました。

富山県教諭

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中井政義様へ

昨日は、被災地についてのガイドをしていただき、
本当にありがとうございました。

暑い中、たくさんの汗を流しながらも
全く力を抜かず、話し続けられる中井さんのお話を
伺うことができたことは、
大変光栄なことだと、地元に帰って思っています。
中井さんの「思ったよりも早く風化して悔しい」というお言葉がとても心に残りました。
一人でも多くの人に伝えることで、
中井さんのご努力に少しでも報いることができると思います。

本日早速、購入していた写真集を見せながら、
校長などに被災地の話をしました。

また、毎日更新しているBlogにも、昨日のことを載せました。
http://miyakun.txt-nifty.com/diary/2014/08/post-3ba3.html
今後は授業などを通して、富山県の子供たちにも
被災地の様子や被災者の苦労、
そして、それを乗り越えようとする気持ちを伝えていきます。
またいつかお話を伺えることもあると思います。
その際には、どうかよろしくお願いいたします。

富山県教諭

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中井様

被災地を実際に見て、お話を聞いて、
津波の恐ろしさや被害の大きさを肌で感じることができました。
また、中井さんのお話を聞いて、自分は被災地の実情を
全然わかっていないんだと実感しました。
被災地の皆さんが今でも苦しんでいること、
それでも懸命に生きていることを、
たくさんの人に伝えていなかければと思いました。
そして、改めて自分に何ができるのかを
考えるきっかけとなりました。
これからもいろいろなご苦労があるかと思いますが、
どうぞお身体をご自愛ください。
本当にどうもありがとうございました。

北海道教諭

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一般社団法人 防災プロジェクト
代表理事 中井政義様

このたびは、被災地の現状について詳しく
教えていただき、本当にありがとうございました。

ただ現地に足を運んでも知ることのできない、
本当の「現場の声」を聞かせてくださり、私たちの学びを
深めてくださったことに心より感謝申し上げます。
私は2年前に、岩手県の被災地を訪れました。

震災の爪痕が色濃く残るその地を目の当たりにし、
現地のガイドさんのお話を伺って、言葉を失いました。
「この震災を忘れないことが自分にできることのひとつだ」
と強く感じました。
今回、女川の状況を拝見して、その気持ちを改めて
強くしました。私たちにできることは忘れないこと、
そして伝え続けていくことなのだと思いました。
私はいま小学3年生を担任しています。
子供たちに私が見てきたこと、伺ったことの
できる限りを伝えたいと思っています。
中井様にとっては、おそらくはあまり思い出したくない
出来事もたくさんおありになったことと思います。

私たちの学びのために、そういったことも含めて
惜しみなく情報を伝えてくださったことに
改めて、心より感謝申し上げます。

東京都教諭

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中井政義 様

見学会でのガイド、本当にありがとうございました。
私は2014年の正月に家族旅行で大川小、気仙沼などを
訪れました。そのときは家族旅行というこうともあり、ガイドの方の
お話を伺う機会を設けませんでした。
今回、初めてお話を伺うことができ中井様の「悔しい」「ずっと早く忘れられている」
という思いをじかに伺うことができました。
2重ローンのこと、集団移転のこと、訴訟のこと、オリンピックのこと。
現地で伺うからこそ、わが身に置き換えて伺うことができました。
この震災で亡くなった多くの方の命を無駄にしないために、
神奈川の地でできることを考えていきたいと思います。
このたびは誠にありがとうございました。

神奈川教諭

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中井政義 様

被災地を見学して、そこに行く前には想像もつかなかった
様々な人々の様々な思いを感じました。
・国に憤りを感じる人々
・オリンピックを疎ましく感じる人々
・東北だけが取り残されていると感じる人々
・震災を風化させないように痕を残したい人々
・震災を思い出さないように痕を消したい人々
・誰かに責任を求める人々
・誰かに責任を求められる人々
・それでも頑張って生きる人々
そこには、自分が今まで感じたことの無い様々な感情が大きく渦巻いていました。
衝撃的でした。
人々が組織的に動くことができた避難所は比較的良い生活を、
そうでない避難所は悲惨な生活を送ることになったというお話からは、
自然の力は人間ではどうにもなりませんが、
その後どう生き抜くかは人との繋がりにかかっているのだと思いました。

人が最後に頼ることができるのは同じ人なのだということを思いました。
そして、たくさんの命が海に呑み込まれた場所は緑色に変わっていました。
過去の悲劇を全て打ち消すような、明るい緑色でした。
改めて、自然の力の大きさを感じました。
中井さんの言葉の中で最も印象に残ったのは、
「思ったよりも早く風化してしまって、悔しい。」という言葉でした。
戦争にしても震災にしても、どんなに大きな事件でも、
未来がある限り過去は少しずつ薄れていきます。
東日本大震災に限らず、今この時間にも色々な記憶が
次々と風化しているのだと思います。
悲しみの連鎖を少しでも止められるように、
出来る限り過去を知り、伝え、
そして未来に生かしていきたいと思います。
この度は、大変お世話になりました。
本当に有難うございました。

富山県大学生

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中井政義 様

先日は暑い中本当にありがとうございました。

大変遅くなり失礼なことと思いますが感想を送らせていただきます。

まず、自己紹介の時の言葉が印象的でした。
「思ったより早く風化してしまったことが悔しいのです。
だから語り部として被災地について話しているのです。」

悔しさや、夢が原動力となっておられるのだと感じました。
実際に話を聞かせていただいて

・渋滞が想定外だった。
・速い決断
・分別した教訓
・8割お墓の中は空
・多くの人が二重ローンで苦しんでおられる
・オリンピックの影響で復興作業が遅れている
・風評被害で魚が売れない
・報道とのずれ(苦しい思いの写真ではなく、笑顔の写真を載せたい)
など、メモを見るたびに思い出します。
私は初めて東北を訪れました。
病院の前の駐車場に立った時、当時はどんな様子だったんだろうと
考えると、怖く、さみしく、そして、自分の家族を思い出しました。
私にできることは何だろうかと考えました。

①見てきたこと、中井さんに教えてもらったことを、授業で子どもたちに伝える。
②いざという時に何が大切かを子どもたちに伝える。
→ 普段から人の話はしっかり聞く。廊下は歩くなどの約束を守らせる。
③自分で気づき、考え、実行できる子を育てる。
2学期の始業式で子どもたちに話をしたいと思っています。
話は変わりますが、兵庫県も大きな地震を経験しています。
1月17日には、全校で地震についての避難訓練をし、兵庫県独自の
副読本でお話をします。

淡路島には、野島断層記念館と言って地盤のずれがそのまま残されている
記念館があります。

そこに、展示してあるある小学生の日記の一文を私は忘れられません。
「地震のせいでとずっと考えるけど、
いつか、地震のおかげでと思える自分になりたい」
大切な人、物を亡くした悲しみは想像を絶するものでしょう。
少しでも、お役にたてらえるように、同じ国民として、人間としてがんばります。
中井さんも、無理をなされず、今後のご活躍を祈念申し上げます。

兵庫県教諭

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中井政義様

視察ツアーではたいへんお世話になりました。

中井さんに現地を案内していただいたり、話を聞いたりして
今まで映像や報道による知識だけで分かったつもりになっていた
自分を恥じました。
そして、もっと早く現地に行けば良かったと、今更ながら思いました。
草原だったところに、家の基礎だけが残っている光景だけでも
写真で見るのと全くちがいました。
そこで生活していたという跡が見えてくるのです。
門脇小学校の子どもも、そこで勉強していた。
そして裏山に逃げて助かったというのも
現地に行かないと分からないと感じました。
いつか大川小にも行ってみようと思いました。
小学校に勤務しているので
改めて、いざというときの判断の迅速さ
そして素早い行動の大切さを実感しました。
被災地のことを伝えるとともに子ども達にどういった力を
育てていかなければいけないのかを考えさせられました。
改めて、今回のツアーの意義をかみしめています。
本当にありがとうございました。

群馬県教諭

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先日は、東松島~石巻の激震被災地を回り、
当時から現在に至る状況を懇切に説明していただき、
誠にありがとうございました。

ご自身の体験を通じてのリアルな内容であり、
現地でしか聞けない率直な部分も含み、大変濃密な時間でした。

まだまだ問題が山積みと実感したところです。

かなり関心の薄れがみられるので、聞き見たことをできるだけ伝え、
こういう活動があることも示したいと思っています。

また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
昼食も、テーマにふさわしいところに連れて行ってもらい良かったです。
大阪府 ライター&エディター

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中井 政義様

昨日は、被災現地で写真を交えてわかりやすく説明していただきつつ、
様々なお話をしていただいてありがとうございました。

モノや人があんなにも簡単に損なわれて失われてしまうことに、
うなだれ、恐れおおのきました。

残された人は、富や家族だけでなく、心までもが失われれたり、
損なわれていることに、自分の想像力のなさを痛感しました。

被災者ではない私ですら、震災の現実を直視することは、
とても心苦しかったです。

しかしながら、中井様は震災の現実に真正面から向き合って、
伝えておられるのはとても心の強いお方だと思いました。

私なら心にしまいこんで、過去を思い出さないようにするかもしれません。

この被災地には、不運にも人生の道半ば亡くなられた方が
沢山おられたことにも再度気付かされました。

残された私たちにとって、この場所は、
沢山の生きるヒントが散りばめられているように思いました。

中井様に、その手がかりを教えられた気がしました。

これから、中井様が力の尽くされることに、
陰ながら応援させていただけたらと思います。
有難うございました。
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■石巻語り部ガイド
http://picturebook-owner.com/kataribe.html