■第13号■週刊『防災朝礼』メルマガ

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週刊 『防災朝礼』メールマガジン
(第13号 2019/04/25)

+++日本初~企業を永続させる
防災朝礼のススメ! +++

~防災の学びを通して
社員のリーダー力・人間力強化~

発行者:(一社)防災プロジェクト
代表理事 中井政義
http://防災プロジェクト.com/

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‥◆今回のメニュー‥‥‥‥‥‥‥

1.自覚の防災教育
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2.ここだけのつぶやき
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

■『防災朝礼』第13号スタートです。

いつも『防災朝礼』メルマガを
お読み頂きありがとうございます。

一般社団法人 防災プロジェクト
代表理事の中井政義です。

今週から
ゴールデンウイークが
始まります!

この10日間で20件以上の

被災地語り部ガイド依頼が
集中しております。

ほとんど
家族連れの方々です。

平成最後、
令和の幕開け

この記念すべき
ゴールデンウイークに

被災地に来てくれることを
心から感謝申し上げます!

お天気に恵まれることを
願っております!

──▼─────────────
1.自覚の防災教育
──▲─────────────

今回、平成時代最後の
『防災朝礼』メルマガとなります。

今回は、、、

「特別編集版」でお届けします!

2013年に私が行った
防災維新プロジェクトから

「安否お知らせセット」
というツールと

発案までの経緯を
お話させて頂きます。

ご自分でも作成できる
ツールですので

ぜひ、ご参考にしてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~

■自覚の防災教育概要■

・自覚の防災教育とは?

もし震災が発生したら、

親御さんは我が子の安否が
真っ先に、気になることでしょう。

私自身、、、

東日本大震災発生後、

3人の子供達が何処に避難したか
(安否が3日間)分からず、

とても辛い思いをしました。

その経験から、、、

子供自身が行動して
決めていた場所へ避難できるよう、

防災意識の向上を
根底から変えるために、

プロジェクトを発足させました。

「自覚の防災プロジェクト」は、
東日本大震災の教訓を元に、

被災者目線の防災意識と

震災時に必要な防災ツールの
提供を行います。

特に、、、

「釜石の奇跡」の成功事例を基に
「自覚の防災教育」を提唱し

全国の「教育関係者」や
「親御さん」が防災ツールを通じ、

親子コミュケーションしながら
防災を自覚する

新しい発想の企画です。

※釜石の奇跡とは?

東日本大震災の津波で
壊滅的な打撃を受けた

岩手県釜石市で小・中学生
約3,000人のほぼ全員が

避難し生還した防災教育が
「釜石の奇跡」と呼ばれている。

まず、スタートにあたって
以下の意識改革が必要です。

●防災~準備編
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親子で避難場所を決めておく

子を持つ親として、
震災時、親子バラバラだった場合

子供たちはどこへ避難しただろうか?
無事なのだろうか?

これらが真っ先に気になると思います。

もし現時点で、

震災時に各々が避難する場所を
決定していないご家庭は
今すぐ、決めてください。

可能ならご家族構成や
ライフスタイルに合わせた

2~3パターンを決めておくと
良いでしょう。

震災が起こってからでは遅いです。

決めておかないと
「あ~話し合っておけばよかった」と

私みたいに後悔するでしょう・・

私はとても後悔しました。
しかし、後悔先に立たずです。

我が家の場合、、、

話し合っておかなかったことが

一家の家財道具流失まで
影響しました。

●防災~知識編
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防災教育が
ピックアップされておりますが

幸せな生活に浸ると、
考えたくないのが

「万が一の災害」です。

不幸なイメージを嫌うため

防災というテーマは、

なぜか?
避けてしまいがちです。

書籍なども売っておりますが
あえて買ってまで

防災について学ぶ!という方も
少ないのではないでしょうか?

仮に自分が分かったしても、
それを他人に伝え

理解してもらうことは
難しいと思います。

聞く耳を持たない人も
いるでしょう・・から。

私達、被災者の立場から
言わせて頂ければ

防災に対する知識は無かったけど
強制的に震災現場(被災地)で

防災について学ばされた・・

という感じです。

それを思うと、
知識や理屈よりも

現場を想定した実践が
即座に身に付くように感じます。

釜石市では児童に対し、
7年かけて学習+実践ともいえる

避難訓練を通して浸透させた結果、
今回の釜石の奇跡を生みました。

しかし、一般家庭で行うことは
難しいかもしれません。

そこで、時間をかけず

「自覚の防災教育」を
達成する方法をご紹介します!

●防災~意識改革編
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親が防災に対して
真剣であればあるほど、
子供に伝わると思います。

親が子を信頼してあげれば、
子供は信頼に応えようとします。

ここからは実話ですが、

私は子供に防災ポーチを
プレゼントしました。

そして、
次のような言葉を添えました。

この間のような大地震が起きて、
家にお父さん、お母さんがいない場合

このポーチを持って、
避難所へ逃げるんだよ!

これは●●(←子供の名前)
専用のポーチだから。

この中には・・(中身を説明)と
話を続けました。

我が子は震災当夜、
食糧を一切、口にしておりません。

そこで、ポーチの中に
食糧が入っていることも説明しました。

親が子供に
信頼を託す場面は、そう多くありません。

ですが、それをあえて行う。

家族で話し合った避難所へ
ポーチを持って逃げることを伝える。

必ず無事避難することを信じている!
と面と向かって話す。

すると子供は自覚しますし、

信頼され一人前として
認められたことに感動します。

ポーチを手にした我が子は、

お父さんありがとう!
と口にしました。

必ずしや親の期待に応えようと、
率先して避難をすることでしょう。

この率先してという
「意識改革」が大変重要なのです。

●防災~率先避難編
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率先避難は他人を巻き込み、
他人の命を救う役割を担います。

率先避難は釜石市でも
児童に教育され、

児童が率先避難の途中で

地域の方を巻き込み
見事に釜石市民の命を救いました。

この功績は大変大きいと思います。

率先避難は勇気ある行動です。

分かっていても
中々できないのが人間です。

しかし、

その勇気ある避難が人を促し
命を守ることができるのです。

この率先避難の
自覚が芽生えるのが、

親から子に託す「信頼」を
通してではないでしょうか?

親が子を信頼して、
率先避難を自覚させる・・

そのためのツールとして
「防災ポーチ」を

与えて欲しいと思っております。

その時こそ、家族同士が

防災について話し合う
きっかけにもなりますし

家族で全員が無事生還する
重要さを理解すると思います。

私は子供に言われました。
お父さん、お母さんは死んだと思った。

それを聞いて反省しました。

「大地震が起きても
絶対生きて迎えに行くからな・・」

と、宣言できていなかったことに。

ですから、
これを読んでいる親御さんへ

家族全員で生還することを
誓いあって下さい。

それだけで家族同士の
安心材料に繋がります。

子供の不安は払拭されます。

●防災~てんでんこ編
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岩手県の三陸沿岸で伝わる
「津波てんでんこ」という
言葉をご存知ですか?

また、この言葉の意味を
ご存知ですか?

津波が来たら
家族でも別々に逃げる

「津波てんでんこ」という行為は

一般的に、、、

利己主義と誤解されがちですが、
実はそうではありません。

以下のような意味が
込められているといいます。

(母と子の会話を例に)

「ボクは必ず逃げるから
ママは絶対に迎えに来ないでね・・
分かった??

ボクと別々だけど

ママも必ず逃げきって、
僕が無事だと信じてね!

後で必ず会えるからね・・

わかったママ!!」

これを知った私は、
目からウロコが落ちました。

これが、「津波てんでんこ」
の真意であると理解できました。

というより、

津波が来る来ない・・関係なしに

家族が安否不明にならないための
意識改革、防災を語るなら

この真意を無視することは
できないと感じました。

●防災~安否確認セット編
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一瞬で泣き崩れた母親。

震災後、
私が母親と会えたのは、

二日経った3月13日の早朝でした。

私と妻は身を寄せた避難所から

津波が来ていない内陸部の
私の実家へ行きました。

震災当日の夜は、
母親はどこかに避難したらしく

私と妻が訪れた夜は、不在でした。

そこで、、、

(母親は)心配しているだろうと

自分達の安否を知らせるために
母親の元に向かったのでした。
(それが3月13日の早朝)

母親は、、、

震災翌日の3月12日に
一次避難した避難所から、
自宅に戻って来たといいます。

そして、、、

自分達の無事を喜ぶ
母親が言いました。

母:家はどうなった?

私:津波にやられた。

母:子供たちは??

私:わからない・・
もしかするとダメかもしれない。

その一言を聞いた瞬間、

母は大声を出して、
一瞬で泣き崩れた。

でも、まだ決まったわけではない!と
私は一言付け加えました。

あの瞬間は
今でも鮮明に覚えています。

子どもたちの
生死の話をするなんて

これまでの日常生活では
考えられなかったことですから・・

そんな経験を踏まえ
私が震災直後、

私が一番辛かったこと・・

それは、

・家が津波で
全壊したことではありません。

・車が水没したことでもありません。

・仕事を失ったことでもありません。

・空腹でもありません。

子供たちの安否がわからなかったことが
私は、一番辛かった・・

みんな無事生きているのか?

それとも既に津波で?・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここでちょっと、、、

震災直後の数日間を振り返ります。

ライフラインが止まった避難所。

暗くなる夕暮れ前に夕食を済ませ、

何もすることがない避難所は
毎晩21時が消灯でした。

そこから朝までが長かった・・

眠くなくても消灯になれば、
電気が消され、

普段から早寝のご老人は、
消灯と同時に熟睡している。

共同生活故、
迷惑をかけてはいけないで

例え眠れなくても

音と立てず
ジッと目を瞑って

黙っているしかありません。

すると夜中、
(シ~ンと静かな教室で)

急に・・

子供たちの

津波での溺死シーンが
何度も勝手に頭を過ぎります。

次の瞬間、、、

胸がギュッと締め付けられ
苦しくなる。

そして心の中が誤った!

「守ってやれなくてゴメン!」・・と

これが3日間続いたのでした。

しかし・・

3日後に子供たち3人と
無事再会できました。

姿を見た瞬間、
「あっ・・動いている・・」と

ホッとしたことを今でも
鮮明に覚えています。

だから、、、

今後、大震災に直面する方に
同じ辛い思いをして欲しくない。

そこで私は自問自答しました。

あの時、、、

自分は生きていることを
周りに知らせるために

自分は、、、

「何を準備しておけば
よかったか?」・・

子どもたちの
安否がわからない

不安な日々を軽減する方法は
無かったのか?・・

結局は、、、

携帯電話が使えず
メモ用紙1枚すらない状態で

何もできなかったのです。

だったら・・

何があれば苦しむことなく

子供たちの手がかり=居場所を
早く特定できたのか?

どんな方法を取れば?・・

どんなツールがあれば?・・

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あの夜、、、

子供たちを探し回り、
訪れた実家や身内宅に

まずは、自分が無事で
ある証を形で残せたなら・・。

震災翌々日、、、

まだ子どもたちの
安否確認が出来ていない時

避難所近くで偶然に会った
子供の同級生の親に

自分たちの居場所や
連絡先をカードで渡せたら・・

================

何とかしたかった
悔しい思いは数々あります。

これらの経験を元に考えた結果
通信が途絶えること前提で、

安否お知らせできるものを制作し
それをセット化する結論に至りました。

それが「安否お知らせセット」です。

https://ameblo.jp/successboss/entry-11468097566.html

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これが2013年に行った
「防災維新プロジェクト」です。

「安否お知らせセット」は
自作で出来るものですので

親子で楽しんで作っても
よいかもしれません。

今回、、、

平成時代最後のメルマガで

私が、、

東日本大震災で一番辛かった・・
実話を公開させて頂きした。

みなさんの防災対策の
参考になればと、

特別編でお届けしました。

──▼─────────────
2.ここだけのつぶやき
──▲─────────────

4月15日より

まぐまぐの
無料メルマガバックナンバーの
公開を停止ということで

これまで書いたメルマガが
ネット上で見れないという
状態はガッカリです・・。

当初の、、、

メルマガ創刊時に抱いた
将来プランが狂ってきました。

また、これまで
メルマガを書いてきて

色々自問自答してきたことも
多々あります。

変えて行かなければ
ならないことも見えてきました。

これらを踏まえて、、、

令和時代から、、、

新しい発想の防災啓蒙も
行っていきます。

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一般社団法人 防災プロジェクトが
提供できる防災サポートのご紹介!

●石巻圏語り部ガイド
http://picturebook-owner.com/kataribe.html

●防災講演
http://picturebook-owner.com/kouen.html

●人間力向上講演
http://e-kahoku.com/nakai/kouen.html

●わが家のぼうさい相談所
https://peraichi.com/landing_pages/view/bp311

●黄色い安否ハンカチ
http://e-kahoku.com/index2

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 発行者:
一般社団法人 防災プロジェクト

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