震災廃業

投稿者: | 2019年8月12日

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週刊 『防災朝礼』メールマガジン

(第27号 2019/08/1)

 

+++日本初~企業を永続させる

防災朝礼のススメ!  +++

 

~防災の学びを通して

社員のリーダー力・人間力強化~

 

発行者:(一社)防災プロジェクト

代表理事 中井政義

http://防災プロジェクト.com/

 

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■『防災朝礼』のスタートです。

 

いつも『防災朝礼』メルマガを

お読み頂きありがとうございます。

 

一般社団法人 防災プロジェクト

代表理事の中井政義です。

 

 

今日は

 

石巻最大の夏祭り

「石巻川開き」が開催されます。

 

 

しかし、、、

 

被災地ガイド2件と

講演があり

 

 

朝から夕方まで

フル稼働状態です。

 

終わってからの

 

ご褒美ビールを楽しみに

頑張ります!

 

 

──▼─────────────

震災廃業

──▲─────────────

 

 

「防災朝礼」は

令和時代を迎え

 

新しいスタイルで

お届けします。

 

 

忘れがちな防災について

 

・思い出すキッカケ

 

・話し合うキッカケ

 

 

となる朝礼ネタを

提供します。

 

 

職場やチームで

朝礼の話し合いの

 

テーマ(ネタ)として

ご活用ください。

 

 

今回のテーマ(ネタ)は

 

 

 

「震災廃業」

 

をお届けします。

 

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2011年5月・・

 

瓦礫撤去作業が

本格化してきた時期。

 

 

一方、沿岸で被災した

企業・お店にとっては

 

再開の目途すら

立っていない。

 

 

特に、、、

 

 

石巻漁港は

壊滅的な被害を受けました。

 

 

石巻漁港は、言わずと知れた

国内有数の漁港です。

 

※震災前は日本第三位の水揚げ量

 

 

現在の石巻漁港は

私が小学校の時、昭和40年代

(石巻在住時)に完成し、

 

 

よく魚釣りにいった

記憶があります。

 

 

 

記憶を辿ると、

確か鰯?だったか・・

 

 

大群に遭遇し

100匹くらい釣った

記憶もあります。(笑)

 

 

まあ、

そんな昔話はさておき、

 

 

石巻漁港といえば、

「金華さば、金華かつお」

 

というブランド魚が(2011年頃)

有名になってきたところでした。

 

 

石巻漁港は、

鮮魚のほか水産物の

加工施設も集積していて、

 

 

まさに、、、

 

石巻の経済を支えてました。

 

 

冷凍庫も含め、

 

約200の水産加工会社があったと

聞いています。

 

 

それらが震災の津波で

ほぼ全壊しましたから、

 

 

石巻市の経済・雇用を

支える基幹産業の危機に

 

 

関係者は、、、

 

「生きていくのも大変」と

途方に暮れました。

 

 

 

そして、、、

 

5月になってから

やっと開かれた

 

 

組合員の集まりでも

電気・水道復旧の目処が

問題となり

 

 

東北電力側の回答しては、

 

復旧の見通しが無いとのことで、

(これに対して怒号も飛ぶ始末)

 

 

しばらくの間

再開を断念し、

 

泣く泣く従業員を

解雇する会社も

続出しました。

 

※結果的に石巻漁港エリアは

震災から半年間、停電が続きました。

 

 

この魚町だけで、

4,500人以上の雇用を

生んでいるのですが、

 

 

多くの会社が廃業し、

市内には失業者が溢れる

結果となりました。

 

 

当時の惨状は今でも

忘れられません。

 

 

漁港周辺は重油と

腐敗した魚の臭いが立ち込め、

 

津波で破壊した

加工施設から

 

あふれた魚を目当てに

おぞましい数のウミネコが

 

群がっていたことが

思い出されます。

 

 

また、この魚町で

冷凍されていた魚が、

 

ほぼ津波で流され

 

漁港周辺の地区などは

家の押入れの中に

 

 

魚が大量に入っていた!など、

あらゆる魚が散乱する

結果となりました。

 

 

そして、、、

 

腐敗が進み、

悪臭問題が発生し、

 

 

まさに全て予想外の

出来事の連続でした。

 

 

結局、、、

 

集めた冷凍魚、

約3万トンを海洋投棄しました。

 

 

ある会社では、

冷凍庫の魚だけで

2億円分あったという所もあり、

被害の甚大さに驚きます。

 

 

魚に関する被害は

それだけではありません。

 

 

私が住んでいた

大曲浜をはじめ、

 

三陸には漁村が

たくさんあります。

 

 

それら多くの漁村も

たくさん壊滅しました。

 

 

(いかに三陸海岸が、

魚主体の町だったか・・を、

改めて感じました)

 

 

そういった水産業も

8年経って

 

 

未だ風評被害の影響で

売上が戻っている会社で

 

震災前の8割程度

 

中には未だ5割しか

戻っていない

 

そんな会社もあります。

※今年、水産業の廃業が

ピークに達する予想もあります。

 

 

大震災が発生すると

 

復興まで膨大な時間を

要することが

理解できると思います。

 

 

だから、、、

 

すべての規模で

3.11の被害を上回る

 

 

南海トラフ地震が

発生したら

 

 

最悪の場合、、、

 

 

国難となり

日本が最貧国になる・・

 

そう苦言する

専門家もいます。

 

 

あなたはどう思いますか?・・

 

 

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一般社団法人 防災プロジェクトが

提供できる防災サポートのご紹介!

 

  • 石巻圏語り部ガイド

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  • 防災講演

http://picturebook-owner.com/kouen.html

 

  • 人間力向上講演

http://e-kahoku.com/nakai/kouen.html

 

  • わが家のぼうさい相談所

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  • 黄色い安否ハンカチ

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